沖縄県地域子育て活動支援事業

目的

都道府県別にこどもの割合（平成20年10月1日現在　総務省）をみると、沖縄県が17.9%と最も高く、子どもの数（0歳～14歳）約246,000人で、将来を担う子ども達のさらなる支援を行う必要があると考えます。そこで重要な子育て支援活動を各地域に広げ、周知活動をする必要があります。

本事業の「自然・農業体験学習」や「子育てワークショップ」、「ひきこもり・ニート・若年無業者や障がい者への支援講座・講演会」、「コミュニケーション講座」等を実施することで子どもの資質向上、親子間又は保護者同士間との子育て交流を深め、広い視野で考えることのできる人格形成に役立てるとともに、地域子育て問題改善の活動支援や周知活動支援に寄与することを目的とします。

事業内容

•子ども自然体験・農業体験学習事業
•子育てワークショップ事業
•ひきこもり・ニート・若年無業者や障がい者への支援講座・講演会事業
•子育てコミュニケーション講座等事業
•保護者同士の子育て勉強会・交流会事業

背景及び事業の効果

近年の社会情勢の変化により、地域共同体は崩壊し、厳しい経済状況の中、児童虐待や深夜徘徊、いじめ問題などの深刻な問題が起きています。

交流・人材育成・研修・情報提供等の実践により、学習意欲を向上させるだけでなく、地域の人とのつふれあいを通し多様な価値観の育成につながります。また、ひきこもり・若年無業者等の問題として全国で83万人以上いるという社会問題にも取り組み、将来を担う子ども達の成長と子育て環境の充実、保護者の子育てに対する不安等の払拭などが期待できる。

また、地域子育てネットワーク・地域子育てコミュニティ等を広げ、ホームページやブログ・SNS等での周知活動を継続して実施することにより、沖縄県全体の子育て支援活動につながることが期待できる。